2008年10月28日火曜日

化学療法四回目

とうとう術前化学療法最終日です。 朝は少し早めに起き、子どもを8時にはデイケアへ。   
  
その後、高速で病院へ向かっている最中でした。 ギアチェンジをしても車がブルブルをふるえ、スピードアップしません。 おかしいと思ってギアをシフトダウンしましたが、力が出ません。 高速というのに、超ノロノロ運転で、後ろの車も全てバックアップ。。。 仕方ないのでハザードランプをつけてエンジンを一度切り、エンジンをかけようとしましたが、全く動きませんでした。   
  
昨日に続けてまた車のトラブルです。それも今日は化学療法の日なのに、高速のど真ん中で車が止まるなんて。。。最悪です。   
  
アメリカでは高速で故障車をヘルプしてくれるサービスがあります。しばらくすると助けのトラックがやって来ました。状況を説明すると、まずは後ろから押して緊急レーンまで車を移動させてくれました。そしてAAAに電話し、レッカー車のアレンジをしました。   
  
30分ほどしないうちにレッカー車がやってきました。それも昨日と同じレッカー車。。。同じ担当者。。。ちょっとはずかったです。   
  
どうやらクラッチがいかれたようで、ボンネットの中から煙が出ていました。煙が怖いので、レッカー車に一緒にのせてもらって家に帰りました。   
  
さて、病院の予約は8時30分。家に帰ってきたのは9時半を過ぎていました。病院に電話し、どうしたらいいか訪ねました。10時半までに来れば先生が診察してくれて、化学療法も受けられるとのこと。急いで家を出ました。


10時半に腫瘍内科の先生に診てもらうことができました。下血がまだあると話したら、「お尻をみまよう」といわれたので、ペロンとお尻出してきました。痔といってもいぼ痔ではないようです。おそらく中が切れているのでしょうと言われ、便をやわらかくする薬を出してくれました。


インフュージョン・センターについたのは11時を過ぎていました。血液検査を昨日終わらせておいたので、かなりの時間が短縮できました。お昼を注文しましたが、おいしくなくてほとんど手をつけませんでした。お昼の後はずーっと眠っていました。 
  
3時40分に目が覚めました。看護婦さんに「もうすぐ終わりますか?」と訪ねると「実は1時にすべて終わりましたよ」との答え。私がぐっすり眠っていたので、起こさないでおいてくれたのです。感謝すべきなのか、いなか。。。複雑な気分ですが、よく休めたのは良かったです。
 
さて、次にファーマシーにいって薬をもらいました。でもやはり大勢の人が待っていました。待ち時間が長い事を察し、隣のビルにあるフードコートへ。特にお腹が減ってはいなかったけれど、食べれる時に食べておこうと、ピザとマンゴのスムージーを買ってまたファーマシーへ戻りました。
 
お隣に座っていた老夫婦と話を待ちながら待っていました。彼らの待ち番号は870、私の待ち番号は888でした。5時には病院を出て子どもをデイケアに迎えにいかないと。。。と話したところ、最後に待ち番号の札を取り替えてくれたのです。本当に優しい老夫婦でした。ありがたく札をいただき、5時ちょうどに病院を発つことができました。
 
さて、次は渋滞との闘いでした。高速に乗るまで一つトンネルがあり、そこがいつもラッシュで混みます。さらに高速にのってからもノロノロ運転でした。家についたのは6時15分。急いで子どものチャイルドシートを車に設置し、デイケアへと向かいました。ぎりぎりですが6時30分の閉館までに間に合いました。
  
さて、家に帰る途中で気付いたのですが、もらった薬のなかに、嘔吐止めがはいっていません。病院に戻ることはできないので、子どもを向かえに言行ったその足で、家の近くのクリニックのファーマシーに行くことにしました。こちらでもかなり人が待っていました。待ち番号の札をとり、子どもが「アイスクリーム食べたい」というので時間つぶしに近くのマクドナルドへ。ドライブスルーでアイスクリームだけゲットし、またファーマシーに戻ってきました。
  
やっと全て終わり、帰りにお店によって昨日から約束していた粘土を買って、家ついたのは8時30分。
  
でも何だかんだ言って、今日の目標はぼぼ全て達成された。。。かな?

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

またまたトラブルとは…
よっぽど、その担当者が気に入ったのですね。
そして、彼女の賭けは勝って、また出会えたってことだ!(^o^)
 
点滴終わってても寝かせてくれるなんて親切!
私の病院じゃ、待っている人がたくさんいるせいか、
終わったらすぐ起こされ、追い出されます。(^^;)
私も夜勤明けでケモをすることがほとんどだったので、
あの時間はとっても貴重でした。
いっつも爆睡でしたね。

これでオペに入るのですね。
私も色々悩みましたが、両方切ることにしました。
どうあがいても、癌があることは事実だし、
いつかは切らないといけないことだし。
だったら体調の良いときに切っておきたい。
最悪は生活保護も受けられるし♪
仕事も生活も、命あってこそですからね。(^∀^)

うな さんのコメント...

小梅さん、

うーん、今度のトラブルは昨日の車とは違う車だったんです。もしかしたら車同士の
テレパシーで「あのレッカー車にまた会いたいから、トラぶって家まで連れてきてー」とでも頼んだのでしょうか?

両方切る決断をなされたんですね!よかった。私もたぶんそうするつもりです。たしかに「切れるときに切っておく」って、単純な考えかただけどとても重要だとおもいます。私の場合は今のところ分かっている限りでは腫瘍は右だけです。でも左に再発するんじゃないかって、恐れています。2ついっぺんに無くなるの、寂しいけど、今日腫瘍内科の先生に話したら「2つ取ってしまうのは、悪い選択では決してない」と言われました。

友達のお父さんが整形外科医で、ブレストの数も多くこなしているそうで、メールで相談しようかなと思っています(友達が絶対連絡して相談して、と言うので。。。)。何を聞けばいいのかわからないですが、やっぱり2ついっぺんに取ったほうが、見かけ上も良いですかねえ、という類のことを聞くとおもいます。

またオペについてはブログにアップしますね!

匿名 さんのコメント...

たくさんのトラブルがあったのにACのラストを無事終わらせてお疲れさまでした。
私はいつも夫がついて行ってくれていましたので心強かったですが(うちには車がないのでバスと地下鉄を乗り継ぐ)、うなさんはひとりでよくがんばられたと思います。

胸を両方切るのを選ばれるようですね。うなさんの記事を読んでいたら、それもいいかもしれないと思いました。

Take care.

うな さんのコメント...

マープルさん、

車は便利ですが、トラブルがあると大変です。私も日本に帰ると歩きと電車なので、まず間違いないですが、アメリカではそうはいきませんね。

やはりトロントは都会だからpublic transportationが発達していそうですね。うらやましいです。

手術に関して、詳しくは近いうちに外科医と相談して決めたいと思っています。