夫はパスポートを取りに、朝早くからワシントンD.C.に言ってしまいました。 予約も11時半と遅めだったので、お茶漬けを一杯食べてからのんびりと一人で病院に。
今日は綺麗な晴天でした。
病院内にある桜も七分先咲きぐらい。
少し風があったので、長袖でも少し涼しいくらい。
春先の陽気です。
インフュージョン・センターに行くと、なにやらいろいろ工事中。
いつも通れる道がふさがっていて、入れそうなドアをあけると見慣れたテクニシャンの子が二人、すぐ入ったところのオフィスにいました。 直ぐに一緒に廊下をぐると回り、新しく設けられた点滴室に連れて行ってくれました。 フロントなどは前とそっくりなアレンジで、なんだかいつもと同じインフュージョン・センターに来たみたいでした。フロント担当のナースに聞くと今日が引越し後第一日目ということ。
以前は各ナース専用の点滴室が設けられていたのですが、今回は2人のナースが共用する大きな部屋に通されました。シリンジやカルテなどをおく作業机が、部屋の真ん中においてあります。今日私の担当だった看護士のAによると「とってもやりにくい」と言っていました。
前の点滴室と大きく違うことは、壁にテレビがないこと。
なんだか自然とシーンとしてしまいます。
ナースも2人いるので、仕事の話とかをしていました。
私の主治医、Dr.Lも話題になっていました。 今日は3月31日ですが、Dr.Lがある患者さんの血液検査を4月10日で依頼したそうです。それで今日の日にちでないので、検査室から検査できないと連絡があったよう。それで看護士の手では依頼日の変更ができないので、Dr.Lに訂正してくださいと電話で話していました。
電話を切った後、そのナースがもう一人のナースに「Dr.Lはあつかいにくくって、気に入らないと怒鳴ったりする」と言っていました。今のところ私は怒鳴られてないし、けっこうDr.Lとはうまく行っていると思うんですが、「怒鳴る」医者はあまり好きでありません。それが患者でなくても、同僚の医師や看護士さんでも。やっぱり問題が生じても友好的に物事を処理する力量がないと、良い医療関係者と言えないんじゃないかな。少し考えさせられました。
今日も25mgでべナドリルを投与してもらいました。前薬を投与してもらうと、少し頭がボーっときて看護士のAの顔に一瞬星のようなものがぱちぱちと見えました。少し起きていましたが、そのうち眠気がおそいました。しばらくして一度起こされ、ファーマシーから届いたタキソールのバックをAに見せられ。「最後のタキソール、確認してください」といわれたので、確認をしました。その後はまたいつもどうりZZZ。
点滴が終わって起こされたのは2時半ごろだと思います。
すぐに血圧をとって、針を抜いてくれました。
トイレに行こうと立ち上がりましたが、まだかなり眠気が・・・。
一ヶ月後のポートのフラッシュのアポイントカードを、Aが作って渡してくれました。
次に隣に座っている患者さんの針を抜く作業を始めましたが、「あ、ちょっと待っててね」と言ってくれました。
以前にも書いたのですが、このインフュージョン・センターには治療を終えた患者さんが鳴らすベルがあります。引越ししたばかりなので、壁にはまだ取り付けられていませんが、出してきてくれるとのこと。
私が鳴らせるようにと、看護士さんがベルを手でおさえてくれました。
私はベルのついたプラックの文章を声を出して読み、
思いっきり3回、ベルを打ち鳴らしました。
ベルを鳴らした後は周りにいた看護士とテクニシャンの人たちが拍手をしてくれました。
でもまずは化学療法のほうはひとまずキリがついたということで、このベルを無事鳴らせて良かったです。