2008年10月14日火曜日

抗がん剤三回目クール

三回目のクールに行ってきました。       
            

8時前に子供をデイケアに連れて行き、病院には8時頃につきました。
始めにインフュージョン・センター(実際に点滴を受ける所)に行き、ポートから採血してもらいました。
                   
その後腫瘍内科のほうへ。9時のアポイントに少し遅れてしまいましたが、先生も朝採血してから来ることが分かっているはずなので、特に問題なしでした。
       
水曜日のPETスキャンによると、右胸の腫瘍は1.9x1.4x3.5cmから1x1.4x2.6cmに、脇の下のリンパ節は2cmから8mm、1.6cmから6mmにと小さくなりました。先生によるとなかなか良い反応ということでした。2回目クールの後の副作用の様子を話したあと、診察してくれて「たしかに胸の腫瘍は小さく、やわらかくなっている」と言ってくれました。
        

2-3日前から喉が痛く、咳もでていました。さらに昨日は夕方からずっと頭痛がし、さらに深夜に気持ち悪くなって嘔吐してしまいました。こんな状態で治療を受けられるのか、不安でいっぱいだったのですが、白血球の数もそんなに落ちていないし、おそらくウイルスによる風邪なので大丈夫ということ。化学療法中に気になるのは細菌感染だそうです。それからクール2週間も経つと抗がん剤はほぼ体内に残っていないので、この風邪の症状は治療の副作用ではないとのことでした。
           

診察のあとはインフュージョン・センターに戻り点滴です。またもや薬が届くまで時間がかかるので少し居眠りして待ちました。今回は他に3人、点滴を受けてる人がいました。その一人は年配の、乳がん患者さんでした。帽子もジャケットもブランケットもピンクなので、すぐに乳がん患者さんだと分かりました。腫瘍内科に行ったときにたまたま一緒になったので少しお話しをしました。彼女はハーセプチンとタキソテールの投与だそうです。とても明るい人でした。
  

治療は2時前には終わりました。子供を迎えに行くまで少し時間があるので、学校によりました。10月は乳がん月間ということで、クラスのみんなのメールボックスに飴を入れてきました。


さてアメリカでは乳がん月間にちなんで、お店ではピンクリボン製品がいろいろと目につきます。多くの商品は収入の一部が乳がんの研究や啓もう活動の資金として利用されます。
 

昨日はたまたま見かけたグレープ味のスパークリングジュースを買ってみました。ほかにもヨーグルト、クリームチーズ、シリアル、プラスチックコップなど、いろいろな製品がありました。  
夕方にはまた二人、クラスメート(Jin, Jardi)が会いに来てくれました。副作用が強いときはスープぐらいしか食べれないと言ったのを覚えてくれていて、スープを作ってきてくれました。
              
今日の夜は本格的には疲れや他の副作用は出ないものの、なんだか体が火照ります。
        
日曜日に友達がもってきて冷蔵庫に入れておいてくれた、冷えたメロンとパイナップルがとても美味しく感じてパクパクいっぱい食べてしまいました。




4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

3クール目の投与お疲れさまでした。
腫瘍が劇的に小さくなっていますね。
いいニュースです。
術前化学療法を取ったのは正解でしたね。

無理しないように気をつけてね。

うな さんのコメント...

マープルさん、

いつもクールの翌日はぐたーっとなってしまうのですが、今日の朝はいまのところ調子が良く、子供もデイケアに送れたしその後買い物までできました。

この調子がずっと続くとは思えませんが、土曜日に行きたいところがあるのでそれまでにはどうにか外に出れるようにしたいな、と思っています。

マープルさんもお元気で頑張ってください。

匿名 さんのコメント...

抗癌剤の効果があって、良かったですね!
苦しい思いをして効いてなかった…ほど、
辛いものはありません。
このまま、もーっともーっと小さくなってしまえー!!

日本でも今月は乳癌撲滅キャンペーンで
いろんな協賛商品が出ています。
飴、可愛い~~~!(*^ー^*)

うな さんのコメント...

小梅さん、

確かに辛い副作用を絶えながらの治療なので、小さくなってくれると「無駄ではないんだ」と思わせてくれます。これで全部治っちゃえばいいのに、って高望みも。。。でも外科医には抗がん剤で癌が消えても「手術は免れない」と言われています。やっぱりフルコースでみっちり治療です。。。