2009年9月7日月曜日

そして新たなる出発

新学期も始まり、勉強に子育てにと忙しくしています。

今日はLabor Day (労働者の日)ということで祝日で学校が休みでした。
久しぶりの3連休で、のんびりしています。
やっとこうやってブログのほうの更新もできました。

ふと思うとこのブログを始めてから丸一年経ちました。

なるべく毎日更新するのを目標としてきました。休学して治療に集中している間は時間がたっぷりあったのですが、学校が始まって忙しくなり毎日ひたすら勉強に時間が取られる日々を送っています。

そのため、今日でこのブログを終了することにしました。

振り返ってみるとこのブログ、初めは自分の受ける治療経過を自分で覚えておくために日記のようなつもりで始めました。

副作用なども強くでる治療を受けるにあたり、自分の身の回りで何が起こるのか、そして自分は何を思うのだろうかというのを書き留めておきたかったのです。

毎日黙々と書くことで、自分の考えを整理することもできました。

そして何よりも予想していなかったのが、私の地味なブログを読んでいただいて、コメントをしていただいた皆さんとの出会い。病気と闘うということは、あくまで自分だけの戦いです。医療従事者の方達の力を借りて治療してもらうのですが、その治療を受けて立つのは患者本人に過ぎない。時には大きな不安が襲ってきても強い精神力を持って立ち向かわなくてはいけない。そんな時、どんな名医であってもその不安を完全に取り除くことは困難でしょう。

そんな中ブログを書く私に、みなさんから心温まるコメントをいただきました。

同じく手術や抗がん剤、放射線治療を受けた患者さんから「大丈夫だよ、頑張って」と励まされました。それから病気と関係ない日常の事柄にもコメントしていただいて、「一人じゃないんだ」と思わせて下さいました。

インターネット上だけで、直接お会いしたことのない素晴らしい方に出会える。そしてどんなに離れていても、お互い励ましあっていける。15-20年前には考えられなかったことですね。オンライン上でも、お会いできた人達には不思議な「ご縁」を感じ、心の底から感謝しています。

お会いした素晴らしい皆さん、本当にどうもありがとうございました。

これからもブログ等お持ちの方にはちょくちょくお邪魔させていただきます。


それでは皆さんがいつまでもお幸せでおられますように。


一刻も早く癌が完治する時代がきて、みなさんと祝杯を挙げる日を夢見ています。

2009年9月1日火曜日

アトピー性皮膚炎

3-4週間前からか、変に唇がかさつき始めたと思ったら指や胸のあたりに小さい肌荒れができて痒くなってきてしまいました。

どうやらアレルギー性皮膚炎がぶり返したようです。

この痒~い症状は、約4年前に出産してからずっと悩みの種でした。
それが化学療法を受けることで完全に消失。
喜んでいたのもつかの間、抗がん剤も体からすっかり抜けて、アレルギーを引き起こしている細胞君たちも復活したのでしょうか。

今は手、胸を中心に体の所々に痒いスポットがあります。
初めは単なる痒み、または蕁麻疹のような無色のプツプツなどの形であらわれ、ひっかくと盛り上がってさらに皮膚が荒れてきます。最後は痒く赤く、ザラザラの皮膚になり、その状態で何週間も変化しません。

今回は早めにステロロイドを塗っていますが、効いてるような効いていないような。

ひどくなるようなら病院に行こうと思っています。