2009年7月16日木曜日

術後二日目

夫が耳栓を買ってきてくれたので、昨夜は少し眠れました。

相変わらず一時間に一回、血管がきちんと通っているかドップラーによる検査のため看護士さんが入ってきましたが、それに気づかず眠ったままだった事も何度かあったようです。

それでもやはり、午前中は何となく頭がボーっとしていました。

特に何もやるきも起きないので、上半身を起こした感じでベットに横たわりうたたねを繰り返していました。

朝の11時ごろ義姉から電話がありました。

甥っ子がスクランブルエッグ、夫が白米を炊いて持ってきてくれるということ。
今日はまだ何も食べていないので(特にお腹もすかないのですが)、楽しみです。

夫が2時ごろに病院に来てくれました。持って来てくれた卵と御飯がとっても美味しかった。

4時ごろにはクラスメートのKがお花をもってお見舞いに来てくれました。彼女も三年生の臨床実習等で忙しいのに貴重な時間を割いて来てくれました。

夕方7時ごろには主治医のDr.Mがやって来ました。手術部位の様子を見てくれて、ドップラーで血管の様子を確認してくれました。ドップラーでの血管音がとてもいいので、病棟にいる他の看護士さんに聞かせるように、私の担当の看護士さんに話していました。 
のちほどDr.Mがレコーダーを持ってきて、ドップラー音を録音していました。教材の目的で録音しておくんだそうです。

再建した右側の胸は放射線の影響で少しいびつな形をしています。まずは今回の手術の傷の回復を待って、多少形を修正するとのことです。おそらく3-6ヶ月先に、日帰り手術みたいな形で処理できるようです。

手術も全てうまくいったようなので、Dr.Mが私の左ほっぺにかるくキスまでしてくれました(笑)。その辺はやっぱりアメリカ人の形成外科の先生らしいです。

夕方には排尿のための管も抜いてもらい、少し立ち上がってトイレに行く事もできました。モルヒネのほうも今日の朝7時ぐらいから自動投与をストップしていたようで、傷みもほとんどないので鎮痛剤に頼らなくてもどうにかなりそうです。

ドップラーによる血管音の検査も、今夜から2時間に一回になるのでまた少しゆっくり眠れるかなと期待しています。

夜の8時半ごろ、義姉と甥っ子が娘を連れて病院に来てくれました。紙に娘と私の顔の絵を描いて、持ってきてくれました。今日はデイケアの後、海に連れて行ってもらったそうで、「今日は楽しかった」といっていました。でも昨日から曇り日が続いていたので、水のほうは少し冷たかったとか。

夜は夫が病院近くにある日本料理店からお寿司を買ってきてくれました。甥っ子も日本食が大好きなので、一緒に食べました。夫と義姉はウエンディーズで買ってきたハンバーガーやフライドポテトを食べていました。娘はチリについてきたクラッカーにしゃぶりついていました。

彼らが帰ったのは9時半ごろ。主治医の話だと明日の夜には退院できるそうなので、いまから楽しみです。

2 件のコメント:

DRY さんのコメント...

私も入院中は、11PM/5AM/11AM/5PMに血液検査と、朝晩2回の呼吸練習、5AMからのレントゲン撮影、1日3回の血糖値の測定に来ているのに、朝になってシフトが変わると「昨日はよく寝れました?」と聞かれましたが、「熟睡できるわけがない。」と心の中で思っていました。

うな さんのコメント...

DRYさん、

本当ですよね、術後の回復には睡眠が不可欠なはずなのに、少し考えてほしいものです。

特に今回はたえずノイズがするベットが気になってしかたありません。血行を良くするためにインフレとディフレを繰り返すものなんですが、私の場合お腹に大きな傷があるため上半身を立てたまま寝ています。このベットいよる血行マッサージはまっ平らにねた格好でないと効き目がないため(マットレスの一番底で上下してるみたいです)、私の場合は効果が全くなく、タダのうるさいノイズでしかありません。それでオフにするスイッチもないとか。ちょっとデザイン的におかしくないかな、と思います。効果なベットなんでしょうけどねえ・・・