2009年7月10日金曜日

サプライズ!

昨日病院から帰ってきて家についたのは4時ごろ。
娘も私も帰りの車で眠ってしまいました。
まだ少し時差ぼけの影響で日中眠くなってしまいます。

夕方は義妹が外食しようというので市内にあるアイリッシュ系のレストランへ。
義妹の旦那さんと息子は、一足先にレストランへ行っているとのことで、夫、義妹、娘との4人で6時半ごろ予定のレストランへ。

レストランに入ってすぐの大きなテーブルに、見慣れた顔が・・・
なにやらクラスメートの子たちが5-6人、座ってこちらを見ています。
一瞬「まずい!」と思いました。
だってどうせ内輪だけの外食なので、病院に行ったったときの楽な服装で着替えもせず。
胸にパットもいれず、カツラもつけずだったんです。
もーどうにでもなれの格好だったのに、学校の友達に見られるとはなんという不覚!と思いました。

さらに「うーん、私を差し置いてみんなでこんなとこでディナーですかい」と思っていると、みんなが立ち上がって私のほうにやってきて「お誕生日おめでとー」ときた。
私は「????」状態。
「えーっと、私の誕生日は12日なんだけどなあ。今日は9日じゃない?」などとほざいてしまった。

結局はこれ、私の誕生日のサプライズ・パーティだったのです。
義姉の旦那さんは仕事でDJをやっているのですが、レストランにあるステージにカラオケまでセットしてくれて。

レストランの奥にはチョコレート・フォンジュと大きなバースデーケーキが。


38年間の人生のなかで、自分のサプライズパーティなんて始めてでした。
まさかただの家族の外食のはずが、私のためのパーティーだったとは。                                                                                                                                                                                                                                      
どう反応していいのか、分かりませんでした。
だからもう堂々と楽しむことにしました(笑)。

でも臨床実習で忙しいなか、みんなが集まってくれたのがとても嬉かった。
以前働いていた病院の元同僚も一人駆けつけてくれました。

後で聞いたらここ1-2日で全てアレンジしてくれたらしく、みんな急なのに来てくれたみたいです。プレゼントも彼らが2年生の時に使ったキストの使い古しや、「二年生の勉強のアドバイス」と題して描いてくれたメモなど。きっとプレゼントを買う暇もなかったんだと思います。でもお金をかけなくても皆が私を思ってくれる気持ちがしっかり伝わりました。蛍光ペンで線があちこち引っ張ってある参考書をプレゼントされるなんて、メディカルスクールじゃなければ味わえない事かもしれません(笑)。

アイリッシュのレストランなので、「チキンと長ねぎのパイ」というのを頼みました。
これがすっごく美味しかった。

カラオケも用意してくれたので、私も簡単なのを3曲ほど歌いました。

忘れない夜になりました。 

4 件のコメント:

小梅 さんのコメント...

☆☆お誕生日、おめでとうございます☆☆
(って、時差があるから…)

サプライズ、良かったですね!
プレゼントより何より、自分のために集まってくれる
という幸せが何よりのプレゼントですよね。
(*^ー^*)

病気になって、誕生日の大切さの意味がちょっと
変わりました。

『去年1年間、頑張って生きました。
これからの1年も癌に負けず、生きましょう』
って、そんな風に思うようになりました。(^^)

うな さんのコメント...

小梅さん、

ありがとうございます~。

本当にみんなが集まってくれたのが、何よりも嬉しかったです。優しい人に囲まれて、私も幸せだなーと感じました。とても心に残る日になりました。

病気になって本当に一年という時間のありがたさが分かるようになりました。30代後半になると「誕生日なんてうれしくない」って思う人も多いかもしれないけど、年を重ねられるというのは何てありがたいということか、今になって分かるようになりました。

これからもお互いに長ーく生きて、素敵な誕生をを沢山おくりましょうね。

DRY さんのコメント...

お誕生日おめでとうございます。
読んでいても、皆さんの暖かさが伝わってきます。
これからも無理をせずに頑張りましょう。

うな さんのコメント...

DRYさん、

どうもありがとうございます!

そうですね、無理をせずに頑張って、これからも長ーく行きたいです。お互いに長生きしましょうね。