2009年4月2日木曜日

シェルターのボランティア

ホームレスの人に、緊急シェルターとして食事と寝る場所を提供するプログラムがあります。
今週はうちの学校がボランティアとして参加しているので、私も夕食の手伝いで行ってきました。
場所は学校の近くにある教会です。
 
5時半ごろ行くと、3-4人のクラスメートがサンドイッチを作っていました。
これは明日、ホームレスの人たちがシェルターを出るときに持たせてあげるランチ袋に入れるもの。
私はサンドイッチをビニール袋に入れる作業をしました。
夕飯のメニューはラザニア、チップとサルサ、デザートにアイスクリームでした。
ラザニアは冷凍をオーブンで暖めたもの、サルサはメディカル修士課程の学生の子が作ったようです。
7時ごろになると受付をオープン。ホームレスの人たちの受け入れが始まりました。
まず女性から優先的に入れてあげます。これは女性のホームレスが野外で寝たりしていると、襲われたりする危険が高いからでしょう。女性は9人、のこりは男性が45人。受け入れに限りがあるので、外で抽選会を行ったようです。入ってきた人は抽選券とパスを持ってチェックインをしていました。
  
手ぶらの人もいれば、大きなスーツケースを持ってきている人もいました。
 
ホームレスの人たちはそれぞれテーブルに付き、すでにテーブルに置かれているチップとサルサを食べはじめていました。私もラザニアなど、配る手伝いをしました。
みんな結構食べていて、ラザニアを3回ほどおかわりした人もいます。
食べられる時に食べておこう、という感じでしょうか。
 
明日も手伝いに行く予定です。

4 件のコメント:

ママ子 さんのコメント...

ボランティア活動お疲れ様でした。

アメリカはボランティア活動が盛んだとは聞きますが、学校が参加していたりするんですね~。
日本じゃまだまだボランティアは特別なこと
みたいな感じですもんね。

今、日本でも失業者が住む場所を失ってホームレスが急増しているようですが、救いの手はあまり伸びていないようです(>_<)

少しづつ助け合える社会になればいいんですけどねぇ…

うな さんのコメント...

ママ子さん、

どの時代もホームレスの人はいるんでしょうが、特に今は不況の影響で多いのでしょうね。今回もシェルターに入るため、列を成して人が待っていました。それに以外だったのは、いわゆる長期ホームレスっぽい人があまりいなかったのです。凄い臭い人ばっかかな、と思うとそうでもなくて。普通の身なりをして手ぶらとか、そういう人が多かったです。

アメリカはボランティアは盛んですね。やろうと思えばチャンスはゴロゴロ転がっています。まあアメリカ人はいろんなことを気軽にやる性格なので、簡単に実現してしまうのかもしれません。

小梅 さんのコメント...

私の働いている病院もボランティア活動をしているんですよね。
キリスト教系の病院だからってことだからかもしれません。

ママ子さんが言うとおり、日本も多いですよ。
でもそちらで女性のホームレスなんて危険ですよね…。

海外では富裕層のボランティアが当たり前のように行われていますよね。
素敵だぁって思います。

うな さんのコメント...

小梅さん、

病院のボランティアもこちらは盛んですね。私も緊急救命室と病棟でボランティアしたことがあります。なんだかんだいって、楽しかったです。

時間と生活に余裕がないとできないのがネックですが、ボランティア活動をした後は「いいことしたかな~」と思えるんですよね。

アメリカももろもろのボランティア活動がなかったら、社会がもっとぎくしゃくするんじゃないかなと思います。