2009年3月9日月曜日

形成外科医との診察

今日はまたまた夏のような一日。
 
午前中は裏庭に出て、椅子に座りながら読書をして日光を楽しみました。
 
さて、2時から形成外科のDr.Mとのアポイントが入っていたので、夫と行って来ました。

2ヶ月前の診察で、乳房切除した所の傷口が固くなりすぎないように、マッサージするように言われていました。毎日15分ずつ、モイスチャークリームを手にとって円状にもむようにと。
私の場合結構手抜きで、2ヶ月間のあいだ実際にマッサージしたのは2-3回。
というのも、初めはたしかに皮膚が下の組織に癒着して固くなっていたのですが、一度皮膚をむぎゅっとつまんだら、皮膚がいっきにほぐれたのです。それで癒着感もなくなって、皮膚が自由に動くようになった。

Dr.Mも皮膚の様子をみて
「うん、柔らかくなったね。とってもいい」
と言っていました。
毎日マッサージしなかったのは黙秘。

それで私のこれからの治療計画と、放射線療法が終わったら一時日本に帰りたいことを告げました。
Dr.Mは手術の、すくなくとも2ヶ月前には手術日を決定したいとのこと。
それで4月にまたMr.Mと会って、手術日について話すことになりました。
 
 
病院からの帰り、夫がジャンクヤードに寄りたいというのでお付き合い。
高速道路の脇にあって、ジャンクヤードに用事がある意外の人は行かないような所。

途中に線路があるのですが、アメリカの電車は通勤用でないのでめったに通りません。
それで遮断機なんてのもない。
車の通りもほとんどないので、線路にまたがったところで車を止めてもらいました。

線路を見ると日本を思い出して、ちょっぴりノスタルジックになる私。

私は子供のころ男まさりで、男の子とばかり遊んでいました。
山でザリガニをとったり、木の上に基地を作る手伝いをしたり。
電車がこないのを見計らって線路の上を友達と歩いたり。
近所の人に「こらー、線路の上を歩くなあ!あぶねだろー」などと怒鳴られて、笑いながら逃げたり。

この線路をみたら、そんな映画のスタンド・バイ・ミーみたいな事をしたのを思い出しました。
小学校の頃仲が良かった友達の一人は、20代前半で事故にあい帰らぬ人となりました。
いまでも生きていたらどんな立派な青年になっていただろう、としばしば思います。
彼を思うたびに、楽しかった子供時代を思い出し、また自分がまだ生きていることに感謝する気持ちでいっぱいになります。

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