2009年3月24日火曜日

ウイークリー・タキソール11回目

ウイークリー・タキソール11回目の投与に行ってきました。

予約は10時半でしたが、旦那が呑気に朝のシャワーを浴びたために出発が遅れて、病院についたのは11時40分ごろ。でも何も問題なく、チェックインしてもらえました。

昨日の夜はWBCの日本対韓国戦を観たため、床についたのは朝の2時。
病院についた時も何となく疲れがありました。
なんか眠気が抜けないような感じ。

点滴を受けるインフュージョン・センターの一部は現在改装中。
部屋に通されるまでフロントで待っていると、廊下を隔てて直ぐ隣にある改装中の部屋のなかで、ブルブルという大きな音を時折立てて工事のおじさんが働いているのが見えました。

しばらくて治療を受ける部屋に通されました。
今日の担当はあの明るいフィリピン人の看護士さん。それから中国系のテクニシャンの子。
化学療法と放射線慮法が終わったら日本に一時帰国をする話をしたら、羨ましがっていました。

今日の治療も何事も変わったことなく、スムーズにいきました。
いつもは抗ヒスタミン薬のべナドリルを50mg、前投与薬の一つとして入れてもらいます。
ある白人の看護士さんによると、50mgはウイークリーでなくて三週間に一度のタキソール投与の際に使われる量だそうです。ウイークリーの場合は投与されるタキソールの量も少ないので、50mgでなく25mgでいいのではないか、と指摘されました。確かにべナドリルは治療後眠くなる大きな要素なので、少ない量ですむならそれに越したことはありません。それで今日は25mgでやってもらいました。

治療中はいつもどうりZZZ・・・ 1時半ごろ起きました。
まだ眠かったけど、どうにか起きてトイレに行きました。
車の中でまた眠くなるかと思いきや、大丈夫でした。どうやらべナドリルの量を半分にしてもらった効果はあったようです。

治療中は夫が健康保険のオフィスに行ってくれ、再建手術にかかる費用などの質問をしに行ってくれました。アメリカではCo-payといって、患者負担の料金が発生する場合があります。アメリカには様々な健康保険があるので、Co-payが実際どれだけかかるのか確認する必要があったのです。夫が聞きにいてくれた限りでは「一日11ドル」と言われたそう。でもこれは入院費だけの費用?食事代とかは含まれないらしいです。でも手術自体の費用はこれに含まれるんだろうか。いまいち良く分かりません・・・やっぱり改めて自分で聞きにいかないと駄目みたいです。

来週はとうとう術後化学療法、ウイークリー・タキソールの最終クールです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは。
抗ヒスタミン薬って、私すごく効いちゃうんですよ。抗がん剤の治療中は、熟睡じゃなくて爆睡になってしまって、15分間隔で登場する看護師さんの血圧や脈の測定中も、爆睡しながら受けていたらしいんです。(-_-;)お願いだから30分間隔にしてと先生にお願いしたという困った患者でしょう?(^^♪

アメリカって、医療費に対する保険の仕組みが日本と違うのかしら。救急車を呼ぶだけでもお金がかかるとか聞いたことがあるけれど、そんな感じですか?海外に行く時には必ず旅行保険に入っていきますが、今一つよくわかっていなくて、どうなんでしょうね?

うな さんのコメント...

和さん、

こんばんは。

アメリカでは医療行為の値段が、日本のように一律でないです。医療も「自由市場主義」の概念が基本なので、基本的には医療機関が勝手に値段を決めることができます。それに保険会社が入ってきて値段を下げろと言ってきて、結局保険会社と医療機関の契約上値段が決まっています。

アメリカ医療が高いというのは、保険が無い場合、医療機関が求める値段を全て払わないといけない。すなわち医療機関が取りたい放題なわけです。日本でも自費のみでいくとかなり痛いですが、アメリカではそれ以上と思ってください。

それからおっしゃるようにアメリカでの救急車は無料ではありません。手厚いケアが受けられるけど、高いです。海外に行くときは現地で効く何らかの保険があったほうが安心と思います。