2008年11月10日月曜日

形成外科医との診察

乳房再建の話をするために病院に行ってきました。
 
ナースに診察室に通され、紙でできたベストのようなものを渡され、着替えるようにとの支持。
それを着てカツラを直していたら、ドアが開いてDr.Oが入ってきました。
 
まず「どうして手術キャンセルしちゃったの」と聞かれました。
それで術前化学療法を選択したことを話すと「まだ化学療法中?そう、もう終わったんだ」といった感じ。「それでエキスパンダーを使った同時再建を希望ですよね。。。」と始まったので、実はDIEP再建を希望していることを告げました。
  
DIEP再建はこの病院ではやっていないとの事。予測どうりでした。実は今Duke大学でトレーニングを受けている一般外科医がいて、夏にこの病院に来る予定。その人はDIEP再建を沢山経験してるとのことで、夏まで待てばDIEP再建も可能とのこと。
  
「僕がやってもいいけど、数をこなしてないから実験みたいになっちゃうよ」などとDr.O。 
というか、DIEPはマイクロ術式なので正式にトレーニング受けてないとできない技術だと思います。
はじめから「僕はきちんとトレーニングを受けてないから、できません」って言えばいいのに。Dr.Oのエゴを垣間見た一瞬でした。
  
私は「DIEP再建をやってくれる医師を知っているのですが」と話すと、その医師が私の入っている保険を受け入れてくれるなら紹介状を書いてくれるとのこと。
  
そんな感じで診察はさくっと終わりました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

うわー! なんじゃ、その医者。
嫌だね~。
うなさんが言うとおり、『出来ない』って
言ったらいいじゃん!

私の知り合いでも、それまで親切風を
吹かせていたくせに、セカンドの話を
したら、態度が急変!
すっごく感じ悪くなったんだそうです。
そういう医者には切られたくないって
思いますね。(;>_<;)

うな さんのコメント...

小梅さん、

仕事と自分のプライドは別にしてほしいですよね。

私も告知された後は主治医以外の2人の医師にセカンド・オピニオンを求めに行きました。それで9月に予定していた手術をキャンセルしたのですが、主治医には「いろんな情報を集めすぎて、返って混乱してるんじゃないですか」などと言われ、憤慨したことを覚えています。結局私の選んだ術前化学療法をやらしてくれたので、良かったのですが、その時言われた言葉は一生忘れないと思います。

医師は患者が賢い選択ができるように、助けるのが仕事だと思います。可能な治療法の説明を全てうけ、メリットとデメリットを全て把握した上で患者が満足できる治療法を選択する、というのを目標とするべきです。それでも患者さんが不安なら、セカンドオピニオン歓迎、ぐらいの態度でなくてはいけないと思います。

がん患者になって、「患者のための医療」について考えさせられる毎日です。学校では教えてくれない事をいろいろ学んでいる気がします。